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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の、こだまし、雲に入り、野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

2024-03-19

今、巷に甦えるシャンソン "Voilà (ヴォワラ)"


2024年が明けて間もない街中に、ジャングルの奥から響くドラムビートに席巻されてあらゆる情趣を失ってしまったかのようなこの憂き世に、今なおシャンションが生きていた。
時は今… 往年の名歌手の回顧コンサートではなく、若い世代が新しく創ったシャンソンの歌声が街ゆく人々の足を止めその心をとらえた…

2024-02-21

春来たるらし


題詞:梅花ばいかの歌三十二首 あはせて序
 その二十

2024-02-19

春さらば


題詞:梅花ばいかの歌三十二首 あはせて序
 その二十一

2024-01-28

春になりぬと


題詞: 中臣朝臣なかとみのあそみ武良自むらじが歌一首

2024-01-19

土居裕子さんの歌う「ローレライ」


ローレライという歌、当然、子供のころから知っているわけですが、メロディーに親しみを感じてはいたものの、歌詞の内容をどう受け止めて良いのか判らなくて、好きになれずにいました。ところが…

2023-11-12

去ななと思へど


題詞:(山上憶良の) 老いたる身にやまいかさね、年を経て辛苦たしなみ、また児等こらを思ふ歌七首 長一首 短六首
反歌 その二

2023-10-29

2023-10-23

川面がキラキラ光る… 魚?


川面に何か光る!
ピカッ!
あそこにも、向こうにも、つぎつぎと……

2023-09-24

R. M. リルケ :「愛」より


「最初の詩集」より

2023-09-23

2023-09-12

かぎろひの 立つ見えて


題詞:軽皇子かるのみこ安騎あき の野に 宿やどらせる時に、柿本朝臣人麿かきのもとあそみひとまろ が作る歌(萬葉集45 長歌)
それへの反歌四首 その三

*本稿は 2017.4.20 投稿記事に題詞を加筆し注釈を大幅に増補して新たな記事としています。

2023-08-25

2023-07-25

お母さんが幸せに…

確かにヒトは罪深い。しかしなお、その心に秘める愛は大きくまた深い。一途に母の幸せを願う幼い心、自死を選ぶコルベ神父…  他方、自ら創りし諸々の命を相互の捕食(喰殺し合い)に定める創世記の "神"…  どちらに愛があるかは自明の理。救い主による救いとは、この悪しき神の支配からの救いにほかならない。これは私が言うのではない、イザヤがそう書いている。

2023-07-11

Alibi-49: コオニヤンマ (サナエトンボ科)


35℃超えの今日の午後、ホットのミルクティーを淹れてベランダへ……
 そこへ珍客!
  まさかの、オニヤンマ の飛来
   …にしては、少し小さく凄みに欠けるかも?

2023-07-06

はいだしょうこさん "夏の思い出"


この歌、「夏の思い出」、広く親しまれている歌ですから YouTube にもたくさんアップされていますが… その中にあって一際興味を引くこのビデオ、伴奏するのは拝田正機氏、ピアニストで、しょうこさんのお父様。

2023-06-09

食肉: 鬼の創造 (キリスト教の人間中心主義)


神は人をパラダイスにおいたが人は神に背いた、と言われる。

そうであっても、そしてパラダイスを追われてもなお、人も動物もみな草食であったのに… なぜ?
草木が不足というならマナがあるはずではないか…

2023-06-02

いちじくの木を枯らしたイエス


翌日、彼らがベタニヤから出かけてきたとき、イエスは空腹をおぼえられた。そして、葉の茂ったいちじくの木を遠くからごらんになって、その木に何かありはしないかと近寄られたが、葉のほかは何も見当らなかった。いちじくの季節でなかったからである。 - マルコ11:12-13 口語訳聖書

2023-06-01

Alibi-48: ラミーカミキリ(外来種カミキリムシ)


白い首の後ろに大きな黒い目玉二つ。昆虫界のパンダとして人気……